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　武田信玄と上杉謙信が五度にわたる戦いを繰り広げた、川中島の合戦。頼山陽の漢詩で鞭聲肅肅夜過河と詠まれた第四次の合戦が有名です。千曲川の南側にある妻女山に陣取った上杉軍。千曲川を北へ渡り、犀川と千曲川の間にある八幡原に陣を布いて決戦に備える武田軍。別動隊を出して妻女山の上杉軍を八幡原へ追い立てて挟み撃ちにしようとする、武田軍のいわゆる啄木鳥戦法を察知した上杉軍は夜の間に千曲川を渡り、朝を迎えて霧が晴れると武田軍を攻撃。車懸りの陣で襲い掛かる上杉軍、別動隊との再合流まで鶴翼の陣で耐える武田軍。激闘の中で、単身武田の本陣に乗り込んだ上杉謙信が振るった太刀を武田信玄が軍配で受け止めたという、有名な信玄と謙信の一騎打ちの伝説が生まれました。 　千曲川を挟んで対峙した武田信玄と上杉謙信、という構図でデザインしたマグカップです。